ハックマナイト原石 アフガニスタン産 11.83ct[230321068]18.1x15.4mm前後

ハックマナイトとは・・・

1980年代、フィンランドの地質学者V.Hackman氏が発見した紫外線で色が変わる石、それがハックマナイトでした。この石の特に際立った特徴は、単に蛍光するだけではなく、光を遮断しても一定の時間変色の効果が持続し、やがて徐々に元に戻るという＜フォトクロミズム＞の性質を持っているということです。

地色は透明、白、淡いブルー、パープルなどがあり、個体によって差はありますが、照射によってピンクや濃いパープルなどに変色を見せます。

ソーダライトの亜種で、含まれる硫黄によってこのフォトクロミズムの現象が起こっています。硫黄の含有量が多いほど変色の度合いは大きくなります。

不透明なものが多く、色変わりの度合いに加え、透明度が高くインクリュージョンの少ないものは非常に希少価値が高まります。

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ちょっとワンポイント。
色が濃く変わるものほどなかなか長時間その色変わりが保たれるのでなかなか元に戻らないこともあるのですが、白いライトをあてて見ると比較的早く、見ていてわかる程度に色が戻っていきます。写真の撮影の時や商品の仕分けの時などに使っている方法です。ぜひお試しください♪

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ちなみに…

フォトクロミズムとテネブレッセンス効果は光の干渉による色の変化を表し、同じ現象を指します。一般的な科学用語として使われるのは＜フォトクロミズム＞の方で、フォト＝光によって、クロミズム＝色などが可逆的に変化する現象（元に戻ることができる現象）となります。

テネブレッセンスの語源はラテン語です。芸術の世界では光と闇のコントラストを用いた手法にテネブリズムという言葉が使われています。

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こちらの商品は、現品販売です。画像の商品を専用ケースに入れてお届けいたします。

※ルース表面の状態に関しましては【サイズ(採寸)情報】をご覧ください。