2025/5/15

ダイオプサイド|"深緑の輝石"の魅力や産地・鉱物特性まで徹底紹介

宝石や鉱物に興味を持ち、情報収集を始めてしばらくすると、あちらこちらで同じ名前が繰り返し登場することに気づきませんか。たとえば、アレキサンドライトルチルベリルなど…。

これらの宝石はそれぞれ大きなグループの一員で、少しずつその成分を変えながら、さまざまな姿で登場します。そして「ダイオプサイド」もそのひとつです。

ダイオプサイドはエメラルドに似た輝きとも称されますが、エメラルドにはない個性と魅力をもっています。
今回はこの石について、宝石・ルースの魅力から鉱物学的知識まで、幅広くご紹介。
「ダイオプサイドは一体どんなグループに属するのか?」その答えも記事の中で紐解いていきます。

ダイオプサイドを知れば知るほど、思わず手元に置きたくなるはずです。


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1.宝石・ルースとしてのダイオプサイド

まず、宝石・ルースとしのてダイオプサイドに目を向けてみましょう。美しいとされるダイオプサイドの条件や、高品質なダイオプサイドを見分けるポイントを解説します。

■高品質なダイオプサイドとは

他の宝石と同じく、ダイオプサイドもカラー/カット/透明度/カラットの4指標で評価されます。

カラー

純粋なダイオプサイドは"無色"ですが、含まれる成分によって緑、茶、灰、白など、さまざまな色を示します。

透明度が高く艶のある個体には、黄色や緑がかった色合いが多く見られます。一方、『キャッツアイ効果』や『スター効果』を持つものには、深い緑や黒に近い色調が見られる傾向があります。

クロムダイオプサイド

なかでも、クロム(Cr)を含むことでエメラルドに似た美しい緑色を呈する"クロムダイオプサイド"は、特に人気の高い種類です。

いずれのカラーにおいても、彩度が高く鮮やかなものほど高く評価されるということを覚えておくと良いでしょう。

カット

ダイオプサイドは明瞭な劈開を持ち、硬度も5.5〜6.5とそれほど高くないため、カットには高度な熟練の技が求められます。そのため、見事なファセットカットが施されたものは、宝石としての価値も高く評価されます。

ダイオプサイドキャッツアイ

ダイオプサイドに施されるファセットカットには、ブリリアントカットやバゲット、ステップカットなどが用いられることが一般的です。

また、キャッツアイ効果スター効果を示す個体もあり、これらには通常、カボションカットが施されます。なかにはスター効果の人気から、ファセットカット以上に高い価値がつけられる例もあります。

透明度

ダイオプサイドも他の宝石と同様に、インクルージョンが少なく透明度の高いものほど、宝石として高く評価されます。

ただ一方で、前述のキャッツアイ効果やスター効果はインクルージョンによって生まれる光学効果。不要な混入物であるはずのインクルージョンが、時に魅力を際立たせる――そんな二面性も、ダイオプサイドという石の奥深さを物語っているのかもしれません。

カラット

ダイオプサイドの結晶は、通常1〜10カラットほどのサイズで産出されます。
しかし、劈開の明瞭さと高くない硬度のため、ファセットカットには不向きとされ、歩留まり(=結晶全体からどの程度がルースになるかを示す割合)もおよそ6%と低めです。

そのため、加工後にルースとして流通する頃には、1カラット未満になることも珍しくありません。

一般的に、宝石は大きい方が高く評価されますが、ダイオプサイドにおいては、たとえ小粒でも、透明感があり色鮮やかな個体が高く評価されることもあります。

■ダイオプサイドがもつ光学効果

ダイオプサイドは、豊かな光学効果で知られています。ダイオプサイドが持つ特徴的な光学効果を順に見ていきましょう。

多色性

    多色性とは、宝石を見る角度によって異なる色が見える光学効果です。
    これはカラーチェンジとは異なり、光源の違いによる変化ではありません。

    ダイオプサイドは和名で「透輝石」と呼ばれるほどの高い透明度が魅力のひとつ。その透明感の中に、多色性ならではの揺らぎを宿しています。ルースを傾けると、色調のわずかな変化が感じられるかもしれません。

    ダブリング(複屈折)

    ダブリング

    ダブリング(複屈折)とは、宝石の下に置いた文字や線が二重に見える現象のことです。これは、宝石内部に入った光が二方向に分かれて屈折するために起こります。

    実は"ダイオプサイド"という名前は、このダブリングが由来になっています。

    アステリズム

      アステリズムとは、インクルージョンが特定の方向に整列し、光を筋状に反射することで現れる光学効果です。一条の光が走る現象は「キャッツアイ効果」、二条以上の筋が交差して見えるものは「スター効果」と呼ばれます。ダイオプサイドには、十字状に光が現れるスター効果をもつ個体が多く見られます。

      ダイオプサイドは結晶が繊維状に成長する特性をもつため、アステリズムが比較的現れやすい宝石です。キャッツアイ効果は緑〜濃緑の個体に、スター効果はより深みのある暗い色合いの個体に多く見られる傾向があります。

      他の宝石ではあまり見られない色合いのアステリズムは、コレクターからの注目も集めています。

      ■個性的なダイオプサイド

        ダイオプサイドは、さまざまな個性を持つ石です。

        クロムダイオプサイド(Chromdiopside)は、クロムの作用によって深く鮮やかな緑色を帯びるダイオプサイドです。わずかに陰りを含んだその色合いには独特の気品があり、しばしばエメラルドにたとえられるほど。ルースの状態では、肉眼での判別が難しいこともあります。
        なお、エメラルドのグリーンも同じくクロムが発色要因となっています。

        一方、マラコライト(Malacolite)と呼ばれるものは、明るく淡い発色のダイオプサイドを指します。このマラコライトは、二価の鉄イオンが発色要因となっているといわれ、淡い黄緑色の軽やかな印象が特徴です。

        ■ダイオプサイドにまつわる逸話

        ダイオプサイドは、1800年代にブラジルの博物学者ジョゼ・ボニファチオ・デ・アンドラダ(José Bonifácio de Andrada e Silva|1763年 - 1838年)によって発見されたとされています。

        アンドラダはこの他にも、鉱物学史に残る重要な鉱物を数多く発見しました。
        例えば、「アンドラダイト(andradite・灰鉄柘榴石)」は彼の名に由来し、また「ペタライト(Petalite・鉱物葉長石)」「スポジュミン(spodumene・リチア輝石)」の発見者としても知られています。

        このアンドラダが発見した鉱物に「ダイオプサイド」という名称を与えたのは、フランスの鉱物学者ルネ・ジュスト・アウイ(René Just Haüy|1743年 - 1822年)です。アウイは「結晶学の父」と呼ばれるほど偉大な功績を残した人物。「結晶は小さなユニットの繰り返しで構成される」という理論を打ち立て、現代結晶学の礎を築きました。

        ちなみに「ダイオプサイド(Diopside)」という名称は、ギリシア語の「di(=2つ)」と「opsis(=見え方)」を組み合わせたもの。これは、前述のとおり「ダブリング(二重像)」と呼ばれる光学現象に由来しています。

        <豆知識>ダイオプサイドと似た名称の石


        ▶ ダイアスポア(Diaspore)
        トルコのアナトリア山脈でのみ採れるレアストーンです。カラーレスからイエロー、グリーン、パープルなど多様な色合いと、多色性にカラーチェンジ、カラーシフト、キャッツアイという豊富な光学効果が魅力。「ズルタナイト」「ツァーライト」という別名もあります。
        ダイアスポアについては下記の記事で詳しく解説しています。


        ▶ ダイオプテーズ
        発見当初、この濃いグリーンの石はエメラルドだと思われていましたが、その実態は全く異なるものでした。実は、その発見に関してはひた隠しにされた歴史があり、当時の人々の慌てた様子が伺えます。和名は「翠銅鉱(すいどうこう)」で、銅鉱脈の酸化帯において、銅の二次鉱物として形成されることが知られています。
        興味深い点は、この鉱物の結晶が少しでも大きくなると、ほとんど光を通さなくなるという特性です。これにより、大きなカットを施したいと思いながらも、同時に輝きを確保するためにカッターが直面するジレンマは想像に難くありません。
        ダイオプテーズについては下記の記事で詳しく解説しています。

        ■ダイオプサイドの産地

        イタリアやアメリカでは、マンガン(Mn)を含有してスミレのような青色(菫青色/きんせいしょく)になったダイオプサイドが発見されています。このタイプのダイオプサイドは「バイオレーン(violane)」と呼ばれます。

        また、南インドでは十字のスター効果を持つ黒いダイオプサイドが見つかっています。

        さらに、特有のダイオプサイドが採れる産地もいくつか存在します。

        <特有のダイオプサイドが採れる産地>

        • アラライト(Alalite) : イタリア・ピエモンテ州のアラ渓谷で採れるダイオプサイド

        • バイカライト(Baikalite) : ロシア・バイカル湖周辺で採れるダイオプサイド

        • ハンザナイト(Hunzanite) : パキスタンのハンザ渓谷で採れるダイオプサイドの別名。ここではクロムダイオプサイドやルビーも採れる

        また、ロシア産のクロムダイオプサイドは、エメラルドに似た美しい緑色をしているため、産地の名を冠して「ロシアエメラルド」「シベリアエメラルド」と呼ばれることがあります。
        ロシアはクロムダイオプサイドの一大産地であり、1987年に大きなダイオプサイド鉱脈が発見されたことをきっかけに、1989年のベルリンの壁崩壊後、東西冷戦が終結すると同時に、ロシアはこの宝石を世界中に輸出し始めました。この時期、エメラルドやペリドットよりも手頃に入手できる美しい緑色の宝石として、クロムダイオプサイドは急速に人気を集めました。

        ただし、「ロシアエメラルド」や「シベリアエメラルド」という名前は、あくまでダイオプサイドを指すものであり、エメラルドではないことに注意が必要です。

        2. 鉱物・原石としてのダイオプサイド

        Wikipedia掲載画像:Didier Descouens - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=14047390による

        次に、ダイオプサイドを鉱物・原石の観点から見ていきます。

        冒頭で触れた「ダイオプサイドは一体どんなグループに属するのか?」の答えが、ここで明らかになります。
        そう、属しているのは輝石族

        ここからは、この輝石族についても、わかりやすく紹介していきます。

        ■組成について

        ダイオプサイドの組成情報は、以下のとおりです。

        英名 Diopside(ダイオプサイド)
        和名 透輝石(とうきせき)
        成分 Ca(Mg,Fe,Cr)Si2O6
        (ケイ酸カルシウムマグネシウム)
        結晶系 単斜晶系
        硬度 5.5~6.5
        屈折率 1.66~1.72
        劈開 2方向に明瞭
        緑色、褐色、黄色、灰色、白色、黒色、翠緑色、青紫色、菫青色、淡紫色、無色
        主な産地 南アフリカ共和国、ブラジル、マダガスカル、スリランカ、ミャンマー、イタリア、オーストリア、スイス、ロシア、インド、パキスタン、フィンランド、アメリカ、カナダ、スウェーデン

        ダイオプサイドは、鉄分(Fe)が多く、マグネシウム(Mg)が少ないほど色が暗くなります。中には、ほとんど黒に近い個体も見られます。

        この鉱物の特徴のひとつに"劈開"があります。ダイオプサイドは、2方向に明瞭な劈開を持っており、これはダイオプサイドが属する輝石族の特徴です。輝石の結晶は、ほぼ90度の角度で交わる2つの劈開面が特徴です。

        また、ダイオプサイドと結晶の形がよく似ている鉱物に、角閃石(かくせんせき・amphibole)があります。結晶の形だけでは区別が難しいこの2つの石種も劈開の違いによって識別できます。ダイオプサイドは劈開面が90度で交わるのに対し、角閃石の劈開面は120度で接するという違いがあるためです。

        ■原石の形状

        ダイオプサイド原石

        英語版Wikipedia掲載:
        By Rob Lavinsky, iRocks.com – CC-BY-SA-3.0, CC BY-SA 3.0,
        https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10162849

        ダイオプサイドの結晶は、大半が柱状に成長します。また、板状や繊維状の集合体、板状結晶の集合体として産出することもあります。

        ダイオプサイドが形成されるのは、主にキンバーライトやかんらん岩、玄武岩、変成を受けた珪質石灰岩、接触変成岩中などです。世界中に広く分布しており、造岩鉱物の主要な成分のひとつでもあります。

        さて、「キンバーライト」と聞いて「おや?」と思った方もいるかもしれません。キンバーライトといえば、かんらん岩の一種であり、ダイヤモンドの供給源として有名ですね。実はダイオプサイドは、キンバーライト中で見つかることが多いため、宝石としての価値よりも、ダイヤモンドの指標鉱物として重宝されていたこともあるそうです。

        また、ダイオプサイドがダイヤモンドのインクルージョンになることもあります。

        <豆知識>ダイヤモンドのインクルージョン

        ダイヤモンドが内包する鉱物の例を見てみましょう。

        ダイヤモンドのインクルージョンは、含まれる鉱物の種類や成分によって「Pタイプ」と「Eタイプ」の2つに分けられます。それぞれに属する主な鉱物は以下のとおりです。

        ▶ Pタイプ:オリビン、エンスタタイト、ダイオプサイド、パイロープ など
        ▶ Eタイプ:パイロープ または アルマンディン、オンファサイト、ルチル、カイヤナイト、クロマイト など

        なお、PタイプにもEタイプにも属さないインクルージョンとして、黒雲母や白雲母が見られることもあります。

        ■鉱物視点からみたダイオプサイド

        ダイオプサイドは、前述のとおり輝石族に属する鉱物です。輝石は造岩ケイ酸塩鉱物のなかでも、最も広く分布している鉱物のひとつで、成分にSi₂O₆の単位を含むことが特徴です。現在、20種類以上の輝石が確認されており、単斜晶系と直方晶系の2つの結晶系に分けられます。これは、成分の違いによるものです。

        ダイオプサイドはそのうち、単斜晶系に属し、カルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)を含む種類です。

        それでは、宝石や鉱物のコレクターにも人気のある、代表的な輝石を見てみましょう。

        名称 成分 特徴
        ピジョン輝石 (Mg,Fe,Ca)2Si2O6 輝石の中でもごくありふれた鉱物。月面の「海」(広く暗い平坦な場所)は、ピジョン輝石を含む玄武岩でできている。
        エンスタタイト Mg2Si2O6 熱に強く、融点は約1400℃。和名は「頑火輝石」。
        スポジュミン LiAlSi2O6 リチウムの主要資源鉱物。宝石のクンツァイトやヒデナイトもスポジュミンの一種。和名は「リチア輝石」。
        ヒスイ輝石 Na(Al,Fe)Si2O6 いわゆる「翡翠」。クロムを含むとエメラルドグリーンの美しさが増す。新潟県糸魚川市が産地として有名。
        アストロフィライト (K,Na)3(Fe,Mn)7Ti2(Si8O24)(O,OH)7 放射状の結晶集合体が、星雲や彗星、星の爆発のように見える。和名は「星葉石」。
        ロードナイト (Mn,Ca)5Si5O15 鮮やかなバラ色の結晶から「バラ輝石」と呼ばれる。黒い筋が入ったものも人気。
        ペクトライト NaCa2Si3O8(OH) 針状結晶が放射状に成長し、塊状で産出。青い色味のものが人気で、カリブ海で採れる「ラリマー」はペクトライトの変種。

        ダイオプサイドは、成分がわずかに変化するだけで、別の鉱物に変わります。

        例えば、ダイオプサイド(Ca(Mg,Fe,Cr)Si₂O₆)のマグネシウム(Mg)が鉄(Fe)に置き換わると、ヘデンベルジャイト(Hedenbergite・CaFeSi₂O₆)になります。また、カルシウム(Ca)が減り、ナトリウム(Na)やアルミニウム(Al)が加わると、オージャイト(Augite・普通輝石・(Ca,Na)(Mg,Fe²⁺,Al,Ti)[(Si,Al)₂O₆])に変化します。

        さらに、ダイオプサイドの主成分がナトリウムとアルミニウムになると翡翠輝石(ジェイダイト)になり、ナトリウムと鉄が主成分になるとエジリン(Aegirine・NaFe³⁺Si₂O₆)に、鉄よりマンガン(Mn)が多くなるとヨハンセナイト(Johannsenite・CaMnSi₂O₆)になります。

        <豆知識>隕石からも見つかるダイオプサイド

        ダイオプサイドは、隕石の中からも発見されています。

        ダイオプサイドを含んでいるのは「コンドライト隕石」です。コンドライト隕石は岩石を主成分とする隕石で、地球に降り注ぐ隕石の中で最も多いタイプとされています(発見数だけで言えば鉄隕石が最多)。
        また、コンドライト隕石が太陽系で最も初期に形成された物質のひとつだと考える専門家もいます。

        何億年ものあいだ宇宙を旅し、運命のように地球へと導かれたコンドライト隕石。そこから見つかったダイオプサイド---。思わず胸が高鳴るようなロマンに満ちたストーリーです。いつか本物をこの目で見てみたいものですね。

        コンドライト隕石のイメージ

        3. ダイオプサイドをより楽しむために

        エメラルドと見間違うほど鮮やかな緑色を持つクロムダイオプサイドをはじめ、ダイオプサイドは高品質なルースが比較的手頃な価格で手に入る宝石です。
        緑・黄・無色といった豊富なカラーの中から好みの色を選んだり、スター効果などの光学的な個性を楽しんだりと、多彩な魅力があります。

        ここからは、そんなダイオプサイドをもっと身近に楽しむためのヒントをご紹介します。

        ■誕生石・石言葉

        現在のところ、ダイオプサイドは誕生石には指定されていませんが、5月の誕生石・エメラルドの代わりとして贈るのも良いかもしれません。クロムダイオプサイドの美しさは、エメラルドにも引けを取りません。

        海外では、結婚20周年や35周年を祝う宝石としても選ばれることがあります。特別な節目に、落ち着いた輝きを添える石として親しまれています。

        また、石言葉は「幸せの道しるべ」。自分の進む道に迷いがあるとき、そっと背中を押してくれる存在として身につける方もいます。

        そのフレッシュなグリーンから、生命力や再生を象徴する石としても知られています。日々の中で静かに自分を整えたいとき、足元を見つめなおしたいときにも、寄り添ってくれるような力を感じさせる一石です。

        ■アクセサリーやビーズへの加工

        ビーズ

        ダイオプサイドは、産出量が比較的豊富で、ビーズ加工された製品も多く流通しています。手に入れやすく、価格もお手頃です。

        ビーズの場合、色合いが鮮やかで透明度が高いものが、特に価値があるとされています。

        アクセサリー

        また、アクセサリー素材としても人気があります。小ぶりなカラットのルースが多いため、耳元や胸元をさりげなく彩るアイテムにぴったりです。クロムダイオプサイドの深いグリーンは、日本人の肌色にもよく調和します。

        さらに、カボションカットされたキャッツアイダイオプサイドをリングやネックレスに仕立てると、唯一無二の存在感を持つアクセサリーになります。


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          4. まとめ

          ダイオプサイドは、カルシウムとマグネシウムを含む輝石グループの鉱物で、和名は「透輝石」と呼ばれています。その名の通り、高い透明感を持ち、宝石としても注目を集めています。

          特に、クロムを含んで鮮やかな緑色に発色する「クロムダイオプサイド」は、まるでエメラルドを思わせる美しさで人気があります。
          また、ダイオプサイドには黄色や紫がかったものなどもあり、見る角度によって色がわずかに変わる多色性も魅力のひとつです。さらに、キャッツアイ効果やスター効果を持つ希少なタイプも存在し、価格以上の魅力を感じさせてくれます。

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