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◆◆◆ リビアングラス
◆◆  -Libyan Desert Glass-
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エジプト国境近くのリビア砂漠で採取されるレモンイエローの天然ガラス。ツタンカーメン王墓から発見されたリビアングラスでできたスカラベが有名です。約2800年前、隕石が地表に落下した衝撃によって地表の石や砂などが瞬間的に溶解、ガラス化したものです。内部には隕石の落下当時の気泡や、石英の高温結晶形であるクリストバライト(白い粒上のもの)があり、このリビアングラス固有の個性的な特徴となっています。

英名 Libyan desert glass(リビアングラス)
和名 リビア砂漠ガラス
成分 ほぼ98%がSiO2(二酸化ケイ素・シリカ)
結晶系 非晶質
硬度 5-6
屈折率 1.46-1.54
劈開 -
淡黄、黄、無色
産地 リビア砂漠(エジプトのナイル川河谷からリビア東部におよぶ砂漠地帯)

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