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◆◆◆ ターフェアイト
◆◆   -Taaffeite-
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スピネルか新種か。その確定までには4年の歳月がかかりました。最初の発見が原石ではなくカットルースであったという、宝石学のなかでは初の出来事というエピソードをもつ宝石で、その当時大きな話題になったといわれています。結晶は数えるほどしか産出されず、1980年代までに見つかったのはわずかに約50個。そのほとんどが博物館に収められているという希少石です。

英名 Taaffeite(ターフェアイト)
和名 ターフェ石
成分 Mg₃Al₈BeO₁₆
結晶系 六方晶系
硬度 8-8.5
屈折率 1.71-1.77
劈開 不完全
淡紫色、無色、青色、赤色、青紫色、薄緑色
主な産地 スリランカ、ミャンマー、タンザニア、マダガスカル、中国、ロシア

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