アマゾナイトとは? | ホープストーンとも呼ばれる魅惑のブルーグリーンを徹底解説

アマゾナイトは、古くから人々に愛されてきた石です。手に入れやすく、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
一方で、ブルーの不透明な輝石といえばターコイズ、グリーンといえばヒスイのイメージが強く、そのポテンシャルはあまり理解されていないところがあります。
古代から愛されるアマゾナイトの魅力を改めて解説します。
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1.宝石・ルースとしてのアマゾナイト

手に入れやすく、様々な装いに活かせるアマゾナイト。その輝石としての魅力を解説します。
アマゾナイトとは

アマゾナイトはフェルドスパー(長石族)の一種。ムーンストーンやサンストーンの仲間です。ムーンストーンが月の輝き、サンストーンが真昼の太陽ならば、アマゾナイトは光を反射しながら悠々と流れる大河といえるでしょう。
緩やかに波打つ大河の流れと、その岸に茂る木々。そんな情景を思い浮かばせるようなグリーンブルーからブルーグリーンが特徴です。通常は不透明ですが、艶やかなガラス光沢を持ち、白波のような白い線状の模様も特徴的です。パワーストーンショップなどでもよく見かける、手に入れやすい半貴石です。
その歴史は古く、古代から人々に寄り添ってきました。エメラルドのように、時の人に寵愛され権力を誇示するような寄り添い方ではなく、様々な用途で使われ、親身に寄り添ってきた鉱物といえるでしょう。
広く愛され、長い歴史を持つアマゾナイト。その一方で、まだ解き明かされていない謎もあります。
■最高品質のアマゾナイトとは

アマゾナイトはブルーとグリーンが相混じる、絶妙な色味が美しい鉱石です。鮮やかな発色とガラス光沢を持ち、透明な水底そのもののような艶めきが魅力です。通常は不透明な鉱物ですが、高品質のアマゾナイトは半透明で、ヒスイのように光を透過させます。
アマゾナイトの品質について、まず挙げられるのはカラーの美しさです。ブルーとグリーン、どちらの色味が強い方が良いかは好みですが、発色の美しさはアマゾナイトの品質を決める重要なポイントです。やはり色の鮮やかな石が高品質と言えるでしょう。
また色の均一さも重要です。インクルージョン(内包物)があるとやはり品質としては下がるため、特に目立つ黒色のインクルージョンは避けた方が良いでしょう。
一般的なアマゾナイトには白いラインが波の跡のように浮かびあがり、黄色味ややや褐色がかった縞模様が生じます。それが光の差し込む水面のようであったり、飛沫をあげる波間をそのまま掬い取ったようであったりと、一つとして同じものがなくユニークな魅力を描き出します。しかし品質という点では、均一なブルー、グリーンのアマゾナイトに軍配が上がります。
アマゾナイトはへき開が完全で、不透明石であることから通常はカボションにカットされます。細かくファセットを作るローズカットを施されることも多く、アマゾナイトの艶やかな光沢が活き活きと輝きます。
大きな結晶も見込めるため、透明貴石とはまた違う、存在感のあるジュエリーを楽しめます。
明るい印象の鮮やかなカラーを持つアマゾナイトは、あわせる素材によってナチュラルアクセサリーのようなカジュアルなあしらいにすればより可愛らしく、ゴールドやプラチナとあわせてエレガントなあしらいにすればより高級感の引き立つ、どんなシチュエーションにも相応しい輝石です。
■アマゾナイトの特徴
不透明のアマゾナイトですが、稀にシラー効果が見られる石もあります。ムーンストーンのような明瞭なシラーではなく、湖面に星を散らしたような、キラキラとした煌めきとして現れます。アマゾナイトの光沢とあいまって、石の内から光が漏れているようにも見えますね。
この不可思議な揺らめきは、ムーンストーンに見られるシラーと同じ、ラメラ構造という固溶体と固溶体の結合、離様が故に起こります。アマゾナイトに入る白いラインも、同じように結晶内で起きた変化の結果。波間が光に昇華していくと思うと、ファンタスティックな自然の美を感じられます。
■アマゾナイトの魅力
美しい特徴を持つアマゾナイトですが、他の鉱物と組み合わさることでまた別の魅力を見せてくれます。
中でもアマゾナイトの魅力を語るのに欠かせないのが、アマゾナイトインクォーツでしょう。
クォーツ(水晶)は、様々な鉱物を内包します。デュモルチェライトインクォーツなどが有名ですが、アマゾナイトもクォーツと共生したり、結晶内に閉じ込められることがあります。
デュモルチェライトとは違い、クリアな結晶にブルーグリーンのアマゾナイトが閉じ込められるのではなく、基本的にクォーツ部分も白濁しています。緩やかに凍り付くように、クリアな水晶が白く濁り、やがて凍り付いて青く光る。そんなグラデーションが見られます。
ネオンを感じるブルーグリーンと柔らかなホワイトのコントラストが美しい、天然のデザイン力を感じられます。
また、クォーツだけではなく同じフェルドスパー、クォーツ、アマゾナイトが混ざり合うこともあります。アマゾナイトインフェルドスパー、アマゾナイトインクォーツどちらで呼ばれることもありますが、混ざり合っていることからTOPSTONEではマトリックス(母岩)アマゾナイトと呼称しています。クリアな部分がなくなり、ラメ感のあるホワイトと鮮やかなブルーがよりはっきりとコントラストを描きます。
クォーツに内包されるだけではなく、完全に混ざり合うと不透明のアマゾナイトは半透明になります。ネオンブルー、ネオングリーンの輝きを見せる半透明の結晶がアマゾナイトシリカ。アイスアマゾナイト、シーブルーアマゾナイトという商標名でも販売されています。
その色は、元来の不透明石と同一鉱物とは思えない、涼やかで時に冷たく感じるほどの美しさ。しかし天然での産出は希少です。主に新疆ウイグル地区で産出するようですが、アマゾナイトシリカは充填処理されているものも多く、着色剤で充填されていることも多くあります。
■アマゾナイトのフォルスネーム

美しいブルーやグリーンの色をしたアマゾナイト。その色はターコイズ、ヒスイ(ジェード)にも似ています。そのため、かつてアマゾナイトはアマゾンヒスイ、アマゾンジェードの名前で販売されることもありました。勿論、ヒスイとアマゾナイトは全くの別物です。
混乱を招く名前で販売されるだけではなく、悪質な場合はヒスイやターコイズの模造石として販売されることもあるようです。
ちなみに、アマゾナイトの合成石も作られているようですが、基本的に研究目的に合成されたもの。一般的に流通するものではありません。中国系通販サイトなどでは合成アマゾナイトと銘打った商品がありますが、模造アマゾナイトではないかと思われます。
模造アマゾナイトと明記されて販売される分には問題ありません。しかし残念ながら、天然石と称してアマゾナイトの模造石を販売するケースもあるようです。また、アマゾナイトをターコイズとして販売するように、グリーンクォーツァイトをアマゾナイトと偽って販売するケースもあったようです。
ターコイズ・翡翠についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
■アマゾナイトの産地

アマゾナイトは世界各地で産出がありますが、主な産地はブラジル、アメリカ、ロシアなどです。産地ごとに特徴はありますが、見た目だけで完全に産地を特定するのは難しいかもしれません。
一般的にロシア産のアマゾナイトはグリーン味が強く色も重厚で、ロシアンアマゾナイトと特別に呼ばれることもあります。またラメラ構造を見ることもでき、明瞭なホワイトの縞模様が美しく、時にシラー効果も期待できそうです。
一方ブラジル、アメリカ産はその逆で、パステルカラーのような優しい色合いになる傾向があるようです。他に有名な産地にモザンビーク、ペルーなどがあり、ペルー産は青味が強いという特徴もあります。
産地ごとに集めてその違いを比較するのも面白いかもしれません。
面白い産地として、南極産のアマゾナイトもあります。
色合いについては不明ですが、双晶が多く見られたということです。南極らしくアイスブルーなのか、氷の大地で春の息吹を感じさせるグリーンなのか、気になるところですね。
勿論、研究用に持ち帰られたため、市場で見かけることはまずあり得ないのが残念です。
■アマゾナイトの名前の由来
アマゾナイトはあらゆる地域で産出され産量も豊富であり、古代から知られている鉱物です。紀元前5200年頃には、彫刻されたアマゾナイトが発見されています。
それだけ古い歴史を持ちながら、アマゾナイトには謎が多く残っています。アマゾナイトの名前も、その謎の一つ。
アマゾナイトの和名は天河石(てんがせき)。天の川のきらめきを思わせつつ、アマゾナイトという言葉からアマゾン川をイメージした、美しい名前ですよね。
アマゾナイトもアマゾン川を由来にした名前で、と言いたいところなのですが、そう簡単な由来ではないようです。アマゾナイトという名前が使われるようになったのは近年で、1847年にヨハン・アウグスト・ブライトハウプト博士が命名しました。このヨハン・ブライトハウプト博士はフェルドスパーの名付け親でもあり、1830年にアマゾナイトを含むマイクロクリン(斜長石)を名付けた博士でもあります。
しかし歴史上はもっと古くからアマゾナイトは存在していました。かつてはアマゾン・ストーンと呼ばれていたようです。
一方、古くから今日に至るまで、アマゾン川流域でアマゾナイトは発見されていません。それなのに何故、アマゾン・ストーンと呼ばれていたのでしょうか。
アマゾン・ストーンの名前の由来には諸説ありますが、一つはアマゾン川流域に産出するグリーンの石を混同したもの。一説にはネフライトと間違われたと言われていますが、アマゾン川流域にネフライトのホットスポットがあるのかといえば、首を傾げるところです。
他に、アマゾネスに由来するものが多く挙げられています。一説にはギリシャ神話に登場する女性だけの国を築いていた勇猛な女戦士、アマゾネスが軍神アレスから授かったのがこの石だった、と言われています。
16世紀に南米に踏み入ったスペイン人が、長髪を振り乱し猿叫をあげる現地の戦士を見て、アマゾネスのようだと、彼らの身につけていた石をアマゾネスの石、アマゾン・ストーンと称した説もあります。
アマゾナイトの鉱物名、マイクロクリンはへき開の角度に由来した、鉱物の性質を端的に表す名前です。ブライトハウプト博士は同じ長石族には、その鉱物の性質を端的に表した名前をつけています。
一方、ポルサイトなど双子星に準えた洒落た名前もつけています。マイクロクリンで鉱物の性質を示した後、そこから宝石としての鉱物の名前を求められたヨハン・ブライトハウプト博士も「アマゾン川の雄大な流れと波立つカラー」からアマゾン川に準えてつけた、ということがあっても良いのでは、と個人的には思っています。
とはいえ、長い歴史の中に真実は埋もれてしまっています。軍神アレスから女戦士たちに受け継がれた石こそがアマゾナイトであったのかもしれません。ロマンが残ります。
2.鉱物・原石としてのアマゾナイト

輝石として美しく、鉱物としても謎の残るアマゾナイト。その鉱物的特徴を解説します。
■組成について
まずは、組成から見てみましょう。
英名 | Amazonite(アマゾナイト) | |
和名 | 天河石(てんがせき) | |
成分 | K(AlSi3O8) | |
結晶系 | 三斜晶系 | |
モース硬度 | 6-6.5 | |
屈折率 | 1.522-1.530 | |
劈開 | 一方向に完全、一方向に良好 | |
色 | グリーン、ブルー、ブルーグリーン | |
主な産地 | ブラジル、アメリカ、ロシア、モザンビーク、ペルーなど |
アマゾナイトは、カリウム、ナトリウム、カルシウムを含む珪酸塩鉱物、長石グループの一つです。この長石は地殻の大半を占めており、ある意味ありふれた鉱石といえるでしょう。
長石族はカリウム、ナトリウム、カルシウムの含有量によって、大きくアルカリ長石とフェルドスパー(斜長石)の二種類にわかれています。それが更に、カリウムを主成分とするカリ長石、ナトリウムを主成分とするアルバイト(曹長石)、カルシウムを主成分とするアノーサイト(灰長石)に分類されます。
アマゾナイトはカリ長石に分類されます。シラー効果が美しいムーンストーン、煌めくサンストーンがこのカリ長石の仲間。カリ長石の中で最もカリウムを含み、低温でゆっくりと結晶するのがマイクロクリン(微斜長石)、その中でグリーン、ブルーの美しい鉱石がアマゾナイトの名を冠することになります。
マイクロクリンは、へき開面が90度よりわずかにズレる、微妙に傾斜することからギリシャ語の「mikron(小さな)」「klinein(傾斜)」から命名されました。前述の通り、ヨハン・アウグスト・ブライトハウプト博士の命名です。
カリ長石とアノーサイトの間であるアルバイトとも共に産出することが多く、アマゾナイトに特徴的に見られる白いラインは、アマゾナイトの中でカリウムやナトリウムの結合、離様した結果浮かび上がったアルバイトです。
長石の仲間の他に、フローライトや黒雲母、ベリルなどと共に産出されることもあります。
面白いのは、トパーズとの関係でしょう。アマゾナイトはトパーズの指標石、それも最も信頼できる指標石とも言われています。アマゾナイトがあれば必ずトパーズがある訳ではないようですが、逆にトパーズがあるところには確実にアマゾナイトがあるそうです。
アマゾナイトはグリーンからブルーの鉱石ですが、色因の影響を受けないときには白い鉱物です。マイクロクリンにはホワイトの他、ピンク、イエロー、レッド、グレーなど実はカラーバリエーションに富んでいます。
ただ、アマゾナイトはその中のグリーンやブルーの石と定義付けられています。まれにピンクアマゾナイトやホワイトアマゾナイトが販売されていますが、ブルールビーがあり得ないように、同成分でも全く違う色をアマゾナイトと銘打つのはいささか疑問の残るところです。
カリ長石の仲間、ムーンストーンとサンストーンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
■ブルーグリーンの秘密

【英版Wikipedia掲載画像】
マイクロクリンの中でもブルー、グリーンを呈するものがアマゾナイトと解説しました。では何が特別でアマゾナイトの美しい色が現れるのかというと、この色因は、実ははっきりとしたところは判っていません。
研究の記録が残る19世紀初頭、トルコ石やパライバトルマリンと同じく銅が色因であると考えられてきました。しかし、19世紀が終わる頃にはこの説は否定されます。
その後アマゾナイトの色因として挙がったのがルビジウムでした。元素の中でも滅多に耳にしない元素ですが、主に化学、工業用に使われる他、身近なところでは花火の着色に使われる成分です。
このルビジウムとアマゾナイトのグリーンの相関関係は長く信じられていましたが、他にルビジウムを豊富に含みながらもブルー、グリーンにはならないカリ長石の発見から現在は否定されています。
ルビジウムの代わりに色因として挙げられたのが、鉄。様々な宝石の色因にもなっている鉄と銅の関係から、アマゾナイトの妙なる色が生まれるという説が主流になりました。
しかしこの説に合致しないアマゾナイトもあり、研究はなお続きます。例えば、マンガンによって引き起こされる説。鉛が色因であるという説。実際に、鉛の含有量が多ければ色が濃いということは証明されています。
そしてフッ素や鉄など機序は様々ですが、光の選択が起こることによる色中心(カラーセンター)によってアマゾナイトの色が作られるということが一時期は主流になっていきました。
1970年代頃からは、鉛と水分子の含有量が関係しているということが言われています。しかしこれも、全てを完全に説明することはできず、研究は今なお続いています。
アマゾナイトは古代から人類を彩ってきた鉱石です。古くはエジプト文明やその前に遡り、人々を装ってきた鉱石としてはダイヤモンドよりも圧倒的に長い歴史を誇ります。その長い歴史の中で、依然として名前と色因という二つの謎を残したままのアマゾナイト。人類が太刀打ちできない自然の力を象徴しているようで、地学の魅力をも垣間見せてくれます。
■原石の形状

【英版Wikipedia掲載画像】
By Rob Lavinsky, iRocks.com – CC-BY-SA-3.0, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10160036
アマゾナイトは三斜晶系の結晶で、双晶も多く結晶します。斜に構えた四角柱として結晶し、風化や他の結晶に邪魔され壊れることなく、自形を保っていることも珍しくありません。瑞々しく立派な枝を伸ばすような原石は見ごたえがあります。
アマゾナイトインクォーツ、アマゾナイトインフェルドスパーがあることからもわかる通り、クォーツや他の長石の仲間を伴って結晶することもあります。
クリアな結晶を伴うと、冴え冴えとしたアマゾナイトのブルーがより引き立ちます。スモーキークォーツを伴うこともあり、暗く怪しげな雰囲気を醸し出すスモーキークォーツと目に明るいアマゾナイトのコントラストもまた美しく映えます。母岩付きのアマゾナイトにも様々な種類があり、見るだけでも飽きないでしょう。
3. アマゾナイトをより楽しむために

アマゾナイトのその他の楽しみ方として、誕生石や石言葉、加工品の使用例などをご紹介します。
■パワーストーンとしてのアマゾナイト

アマゾナイトは、パワーストーンの世界ではかなりの人気を誇ります。ホープストーンとも呼ばれ、とにかくポジティブなパワーがあるのだそう。そのパワーのあまり「他力本願石」とまで呼ばれることもあるようです。そうまで言われると、なんだか一つ持ちたくなりますね。
謎とロマンを抱えたままのアマゾナイト、その不思議さを考えると、何か本当に秘められた力があるのでは? などとも思えてきます。
古代において多くの鉱物がそうであったように、アマゾナイトは治療にも使われてきました。怪我の治癒を早めるなどの効果を期待されていたようです。
前述のアマゾナイトの色因として上がっていたルビジウムですが、これは精神安定剤にも使われるそうです。持っているだけで気持ちを安定させるというとトンデモ科学の話にはなりますが、古代においてどのように使われていたかはわかりません。もしかしたら、気持ちを鎮めるのにアマゾナイトが本当に役立っていたのかもしれませんね。
そういった歴史があっての「ホープストーン」なのかもしれません。そんなアマゾナイトの石言葉は「希望」「聖なる愛情」「約束の日」など。明日へ向かう意欲を沸きたてるアマゾナイトらしい石言葉です。
■ビーズなどの加工品

アマゾナイトはビーズなどの加工品も多様にあります。硬度は6から6.5とジュエリーにしては柔らかいですが、その分、加工し易いのが利点ですね。
古くから扱われてきたアマゾナイトはその使い道も豊富で、ジュエリーやお守りなどのチャームは勿論、彫刻や印章、建材など幅広く使われてきました。
面白いところでは、焼き物の釉薬としても使われるそうです。長石自体は釉薬に使われることは珍しくないようですが、アマゾナイト、マイクロクリンの釉薬は珍しいそうです。他の長石由来の釉薬に比べて、ツヤ感が出るみたいですよ。
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4. まとめ
いかがだったでしょうか。紀元前から愛され、まだ謎を秘めたアマゾナイト。その謎は、私たちを惹きつけて止みません。是非一度実物を手にとって、その魅力をじかに感じてみて下さいね。
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この記事を書いた人

佐伯
TOP STOneRY / 編集部ライター
トップストーン編集部がお届けする「トップストーリー」メディアでは、古くから愛されている誕生石の歴史やエピソード、最新のレアストーンの特徴、宝石の楽しみ方をわかりやすく解説しています。「天然石の魅力をもっと多くの方に知ってもらいたい」という想いで、個性溢れるライターが情報発信しています。