華麗なるガーネット一族、時代や場所を問わず愛されてきた宝石

宝石の中でも高い輝きを放つガーネット。1月の誕生石でもあり、比較的身近な宝石といえるでしょう。
柘榴石の和名の通り美しい赤い宝石のイメージを持つガーネット。しかし実際には多種多様なカラーと性質を持っています。特に宝石質の赤色、緑色のガーネットに焦点をあてながら、その美しさの深奥に迫っていきます。
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1.華麗なるガーネットファミリー

鮮やかな発色と艶やかなガラス光沢の美しいガーネット。ガーネットはしばしば一族やファミリーと呼ばれることがあります。というのも同じケイ酸塩鉱物で同じ結晶構造を持ちながら化学組成が違う同形の鉱物が16種類にも渡り、その内6種類が貴石品質である為です。ざっくりと例えると、16の分家からなる一族がいてその内特別な家が6つ、更にその特別な家同士で子供を作り一族で多様な才能を輝かせている……といったところでしょうか。
この特別な家も、化学組成上2つのグループに分かれます。1つ目は誰もがガーネットと言われてイメージするであろう、赤系統のパイラルスパイトグループ。2つ目が緑系統のガーネットグループ、ウグランダイトグループです。このページでは二つのグループに属する中でも、代表的な5つのガーネットファミリーをピックアップしたいと思います。
ガーネット各種について、こちらの記事でそれぞれ詳しく解説しています。
▸ "究極の赤色"を放つアントヒルガーネット | その輝きの秘密や歴史を解説!
▸ 息吹く緑を映し出すグリーン ツァボライトについて解説
▸ 新しいガーネット!一族の新星、ドラゴンガーネットについて解説
▸ 新しいガーネット、うつろう夕焼けのようなマラヤガーネットについて解説
▸ 薔薇の輝きをもつロードライトガーネットについて解説
▸ 幻想のブルーガーネット | ベキリーブルーガーネットの魅力と秘密を解き明かす
▸ デマントイドガーネット:春を夢見るウラル山脈の至宝、その美しさと希少性について解説
■パイラルスパイトグループ 赤系統ガーネットの魅力
パイラルスパイトはパイロープガーネット、アルマンディンガーネット、スペサルティンガーネットの3タイプの名前からとった呼称です。
パイロープガーネット
ギリシャ語で火炎を意味するpyroposが語源で、蝋燭の火が反射した時の赤が由来となっています。その由来に相応しく燃えるような、透明で純粋な赤色が印象深い宝石です。産地によって深い赤から明るい赤まで豊かな色帯を持ちます。他のガーネットに比べてインクルージョンが少なく、ルビーに見紛う鮮明な赤い石を呈します。
アントヒルガーネット(クロムパイロープガーネット)
パイロープガーネットはガーネットグループの中で鮮やかなレッドカラーをもつ種類。
その中でも究極の赤いガーネットといえるのがアントヒルガーネット(クロムパイロープガーネット)です。
成分としては無色になるはずの構成をもっているのですが、同じ赤色系のガーネットでもある鉄イオン発色によるアルマンディンが混ざり合ったり、またクロムが含まれることによって赤く発色します。鉄の割合が減りクロムが多くなると、より鮮やか発色します。クロム発色タイプは赤系ガーネットの中でも特に希少です。
アントヒルガーネット(クロムパイロープガーネット)についてはこちらの記事で解説しています。
アルマンディンガーネット
パイロープガーネットに比べると暗めの赤色で、血のような深い赤色を呈します。時に色が濃すぎて黒っぽく見える石もありますが、光の下で赤く反射する様は神秘的な魅力を醸しだします。黒っぽくなるのを厭う場合は光を取り入れることで明るい赤色に見えるようカーバンクルというカットを施します。また針状結晶インクルージョンを含んでおり、スター効果を表す石もあります。
光が当たるとその真価を発揮する、神秘的な石といえるでしょう。
スペサルティンガーネット
パイロープガーネット、アルマンディンガーネットとは趣が異なり、明るいオレンジ色からオレンジ味の赤という複雑な色を呈します。その中でもマンダリンガーネットと呼ばれる、まさに果実のような明るいオレンジが好まれる傾向にあります。
赤に近いオレンジからイエロイッシュな赤など複雑な色合いがあり、光の角度や場所で赤、オレンジと顔色を変える魅力があります。
パイラルスパイトグループのまとめ
以上がパイラルスパイトグループに属する3タイプのガーネットの紹介ですが、この3タイプは中間の性質の結晶を生み出します。
▸ ロードライトガーネット
例えばパイロープガーネットとアルマンディンガーネットの中間タイプは、ローズピンクの華々しいロードライトガーネットで知られています。
▸ マラヤガーネット
パイロープガーネットとスペサルティンガーネットの中間タイプからは、桜色からインペリアルトパーズに似た濃い黄色、オレンジの石が産出されます。マラヤガーネットの名前で有名です。
▸ カラーチェンジガーネット
またパイロープガーネットとスペサルティンガーネットの中間タイプには、カラーチェンジガーネットがあります。その名の通り、アレキサンドライトのように自然光下と白熱灯下で色を変えるガーネットです。
昼の太陽の下では緑、夜の白熱灯下では赤に顔を変えるカラーチェンジガーネットにはコケティッシュな魅力があります。
長い間『青いガーネットは存在しない』と言われていた中、マダガスカルのベキリー鉱山でみつかった神秘的な青いガーネットはベキリーブルーガーネット(カラーチェンジガーネット アレキタイプ)と呼ばれています。カラーチェンジをするガーネットの中でもその神秘性と希少性から人気の高いベキリーブルーガーネット、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご一読ください。
マラヤガーネットにもカラーチェンジタイプやカラーシフトタイプがありますが、こちらは自然光下ではピンク、白熱灯下ではブラウンにカラーチェンジします。可憐さとシックさのギャップを演出できるのではないでしょうか。
このようにパイラルスパイトグループのガーネットは一口に赤色系統といっても、そのカラーから多岐にわたる魅力を演出します。
《最新ガーネット情報》
最近市場で見かけるようになった最新のガーネットとして『ドラゴンガーネット』があります。このガーネットはマラヤガーネットのような電球色での色変わりに加え、<紫外線で蛍光する>という性質を持った新しいガーネットです。
現在のところ蛍光反応はタンザニア産やケニア産のものに多く見られるようですが、しかしすべてにそれが見られるわけでもなく、希少性の高いガーネットとして注目を集めています。
その蛍光色は、まるでドラゴンの瞳や吐く炎のような赤色。そのため、ドラゴンの名を冠したガーネットとして呼ばれている...そうです。
ガーネットとしてはパイロープとスペサルティンとの混合による固溶体です。割合としてはスペサルティンの方が多く含まれます。基本的に組成はマラヤガーネットと同じで、その中で"蛍光反応"を示すものがドラゴンガーネットになります。
また、まだ研究段階ではありますが、蛍光する理由として、いくつかの種類のレアアースが引き起こしていると考えられています。
レアアースだけでなく、わずかに鉄分も検出されることも特徴のひとつです。
ただ、本来は鉄分は蛍光を阻害する要因となるため、「なぜ微量ながら鉄分を含むこの石が、これほどの蛍光性を示すのか?」という点においても、新たな魅力や発見に満ちている宝石・鉱物です。
なんにせよ、ドラゴンガーネットはまだ研究が始まったばかりの新しいガーネット。その魅力が科学的に紐解かれていくのに期待です!
⇒ ドラゴンガーネットはこちらの記事でピックアップして詳しく解説しています。
■ウグランダイトグループ 緑色系統ガーネットの魅力
ウグランダイトグループは、ウバロバイトガーネット、グロッシュラーガーネット、アンドラダイトガーネットの3タイプからとった呼称です。いずれも鮮やかな緑が特徴です。ウバロバイトは結晶が小さく、宝石として流通することはごく稀です。ここでは特にグロッシュラーガーネット、アンドラダイトガーネットを取り上げたいと思います。
グロッシュラーガーネット
グロッシュラーガーネットは、その名の語源である西洋スグリの実のように明るいグリーンが綺麗な宝石です。とはいうものの、実は純粋なグロッシュラーガーネットは無色透明の宝石です。無色透明のガーネットはホワイトガーネットやリューコガーネットと呼ばれますが、非常に希少です。
宝石として成長する過程で、バナジウムと鉄を取り込むと、ツァボライトと呼ばれるグリーングロッシュラーガーネットになります。一方鉄などを含むと、シナモンイエローからオレンジ、時にピンキッシュオレンジの宝石になります。元が無色透明で含有成分によって色が変化するグロッシュラーガーネット、好みの色を探すのも楽しいです。
⇒ ツァボライトはこちらの記事で詳しく解説しています。
アンドラダイトガーネット
アンドラダイトガーネットもグリーンに輝く石ですが、その中でも特筆すべきはデマントイドガーネットでしょう。ガーネットの中でもとりわけ高い価値を持つデマントイドガーネットは、その名の由来がダイヤモンドにある通り、高い屈折率と分散率を誇ってダイヤモンドの様に内面から輝きを見せます。虹色のファイアも美しく目を惹きますね。その輝きを最大限活かすためにラウンドブリリアントカットにされることが多いです。
デマントイドガーネット特有のインクルージョンにホーステールインクルージョンがあり、馬のしっぽのような、繊維状結晶が放射状に広がっているのを見ることができます。神秘的な宝石の内部世界を垣間見えます。このインクルージョンが最高級のデマントイドガーネットの証明であり、テーブル面からホーステールが見えるようカッティングされます。
ウグランダイトグループのまとめ
以上、ウグランダイトグループから2タイプのガーネットを紹介しました。パイラルスパイトグループと同様、この2つも溶け合い中間石を産出します。
▸ マリガーネット
もっとも有名なのは、マリガーネットと呼ばれるライトイエローのガーネットではないでしょうか。
▸ ミントガーネット
淡いグリーンの冴えざえとした印象のガーネットは、ミントガーネットと呼ばれています。
この他にも漆黒のメラナイト、黄色のトパゾライトなどガーネットのカラーバリエーションは多く存在します。多くのカラーと同形を持つガーネット、ひょっとすると地球内部に秘められた石をまだ隠し持っているかもしれません。
■人々に寄り添い、愛されてきたガーネット
ガーネットは古くから人の身近にありました。その記録は紀元前に遡ります。エジプトではファラオの埋蔵品としてともに発掘されています。肉体の再生と復活を信じていた人々にとって、赤く輝くガーネットは心臓や生命そのものと関連付けられたのかもしれません。
旧約聖書にも記述があり、7日7晩続いた雨の中、ノアの方舟を照らしたのがガーネットと言われています。同じ旧約聖書の出エジプト記にも記述があります。モーセと十戒を結んだ神様が、神に仕える特別な祭司の衣装に使うよう挙げた12の宝石の1つにガーネットがあります。この12の宝石が誕生石の元になった、という説もあります。
古代から愛されてきたのみならず、特別な人が意味を持って身につけていたことが窺えます。更に近代に入っては、文豪ゲーテが75歳の時に恋人にガーネットを贈っています。お相手はウルリーケ・レベッツォ、御年19歳。56歳も年下の恋人です。ウルリーケの父親に結婚の挨拶をしにまで行ったゲーテですが、結局この恋は結婚という形で実ることはありませんでした。
しかしウルリーケは、ゲーテが82歳で天に召されるまでの間、贈られたガーネットを片時も離さなかったと伝えられています。ガーネットの宝石言葉は貞操、忠実、情熱。ウルリーケがどのような想いでガーネットを身につけていたのか……、ロマンティックな逸話です。ウルリーケの身につけていたガーネットは、ボヘミアン・ガーネット博物館に飾られているそうです。
■ガーネットの産地

ガーネットは多くの大陸で産出しており、日本でも産出があります。古くはなんと江戸時代、印籠の緒締めなどに使われていた例も。といっても、今日のように貴石の扱いではなかったようです。奈良県天川村のレインボーガーネットが有名になったのは近年ですが、もしかしたら当時もガーネットとは知らずの内に粋で好まれていたのかもしれません。
レインボーガーネットは虹色に煌めくイリデッセンスが他にはない魅力のアンドラダイトガーネットです。茶褐色で他のガーネットに比べ透明度の低い、落ち着いた印象の石ですが、多彩に輝く様は羽裏に通じる粋な洒落が楽しめたでしょう。勿論、現代においてもその美意識は変わっていません。天川村で発掘されたレインボーガーネットは良質で、イリデッセンスが豊かなことからスーパーレインボーガーネットと呼ばれ人気を博しました。
パイロープガーネットはかつてはチェコのボヘミア地方で多く産出され、エジプトでファラオと共に眠っていたガーネットもボヘミアで産出されたガーネットでした。1800年代頃には南アフリカやスイスでボヘミア産より明るい赤色のパイロープガーネットが産出されます。
それによってボヘミアでの産出量は落ちましたが、数千年の間ボヘミアで培われた宝石のカッティング技術は、ボヘミアングラスに活かされるようになりました。産出量が減ったとはいえ、ボヘミアは今でも良質のガーネットが産出されることで有名です。
またケニアのツァボはグリーングロッシュラーガーネットの発見された地でもあり、グリーンのツァボライトが産出されています。グリーングロッシュラーガーネットの別名ツァボライトの由来の地ですね。
同様にドイツはバイエルン州の小都市シュペッサルトも、スペサルティンガーネットの名前の由来の地ですが、残念ながらこの地で大規模に採れるという訳ではなかったようです。アンドラダイトガーネットの中でも、ロシアのウラル地方は上質なデマントイドガーネットの産出地として有名です。
世界各地で産出のあるガーネットですが、最大産地はアフリカ大陸に集中しています。中でもナミビアやタンザニアからは、黄色、オレンジのスペサルティンガーネットやデマントイドガーネットが産出されます。ケニアやマダガスカルからはグリーングロッシュラーガーネットが産出されています。産地の豊富さも、ガーネットの人気に一役買っているかもしれませんね。
2.ガーネットの魅力の正体
ガーネットは等軸晶系の結晶を作ります。また、劈開はありません。その他の違いを、冒頭で紹介した5タイプをピックアップしてまとめました。
英名 | Pyrope Garnet(パイロープガーネット) |
和名 | 苦礬柘榴石 |
成分 | Mg3Al2(SiO4)3 |
モース硬度 | 7.25 |
屈折率 | 1.72-1.76 |
色 | クリムゾンレッド、赤、紫赤 |
主な産地 | チェコ(ボヘミア)、アメリカ、イタリア、ノルウェーなど |
英名 | Almandine Garnet(アルマンディンガーネット) |
和名 | 鉄礬柘榴石 |
成分 | Fe3Al2(SiO4)3 |
モース硬度 | 7.5 |
屈折率 | 1.76-1.83 |
色 | 暗赤色、赤色、赤褐色、紫赤 |
主な産地 | ブラジル、マダガスカル、インド(ラージャスターン)など |
英名 | Spessartine Garnet(スペサルティンガーネット) |
和名 | 満礬柘榴石 |
成分 | Mn3Al2(SiO4)3 |
モース硬度 | 7 |
屈折率 | 1.79-1.81 |
色 | 淡オレンジ色、オレンジ色、黄褐色、黄色 |
主な産地 | ナイジェリア、ナミビア、タンザニアなど |
英名 | Grossular Garnet(グロッシュラーガーネット) |
和名 | 灰礬柘榴石 |
成分 | Ca3Al2(SiO4)3 |
モース硬度 | 7-7.25 |
屈折率 | 1.69-1.73 |
色 | ライトグリーン、緑色、黄緑色、黄色、黄褐色、オレンジピンク、無色 |
主な産地 | ケニア(ツァボ)、タンザニア、ミャンマー、マリ共和国、ブラジルなど |
英名 | Andradite Garnet(アンドラダイトガーネット) |
和名 | 灰鉄柘榴石 |
成分 | Ca3Fe2(SiO4)3 |
モース硬度 | 6.5 |
屈折率 | 1.85-1.89 |
色 | 緑、黄緑色、黄色、黒 |
主な産地 | ロシア(ウラル)、ノルウェー、ナミビア、ザイールなど |
ガーネットはケイ酸塩鉱物です。混合成分が違う為、同じガーネットでも屈折率やモース硬度が変わってきます。アンドラダイトガーネットはモース硬度6.5と他のガーネットに比べてやや低く、他のガーネットに比べるとエッジが欠け易い傾向があります。ダイヤモンドなど他の硬い石と一緒に保管する時には注意が必要です。
とはいえ、リングやネックレスなどアクセサリとして日常使う場合に問題があるような弱さではありません。屈折率は1.89と高く、ダイヤモンドに次ぐブリリアンスを持ちます。更に分散率はダイヤモンドより高く、鮮明なグリーンの中に蠱惑的なファイアを見ることができるでしょう。存分に美しさを楽しんで頂ければと思います。
■原石としてのガーネットの魅力とは

ガーネットは等軸晶系の結晶で12面体から24面体の結晶に成長します。丸みのある立方体のカラーストーンが母岩からぽこぽこと湧くように産出されます。ガーネットの語源は和名と同じ柘榴を意味するgranatum、その名の通り柘榴のような、永遠に枯れることない瑞々しさと粒の多さが、人々に特別な印象を与えたに違いありません。
またガーネットはエンハンスメントを必要としない宝石です。原石のままでも宝石としての一面を存分に楽しめるのはガーネット原石の魅力ですね。先に紹介した5種類のガーネットの他にも、原石として楽しめるガーネットは多くあります。結晶粒の小さい傾向にあるガーネット族の一つ、ウバロバイトは輝く苔のようなファンタジックな美しさがあります。
アンドラダイトガーネットは蛇紋岩に産出され、蛇紋岩自体も模様の珍しい石です。またパイロープガーネットは橄欖石やキンバリー岩などを母岩としています。これは火山岩で、ダイヤモンドの母岩でもあります。
その為、パイロープガーネットあるところにダイヤモンドあり、と指標鉱物にもされていました。結晶が成長する中、時にダイヤモンドにパイロープガーネットが飲み込まれることもあります。ダイヤモンドの中に灯った永遠の火、オレンジ色に輝く小さなパイロープガーネットは長い年月と地球の秘密を語り掛けてくるようです。
3. 身近なガーネットの楽しみ

半貴石のガーネットは、ビーズに加工されることもあります。半透明のグリーンを呈する、トランスバールひすいとも呼ばれるハイドログロッシュラーガーネットはカボションカットにされることが多く、ビーズ加工にされることも。翡翠とよく似ていますが、鉄を含有することから黒点インクルージョンがあることが特徴です。
1月の誕生石でもあるガーネット。その石言葉はゲーテのエピソードで紹介した貞操、忠実、情熱の他に真実、友愛、勝利、真実など。立ちのぼる火のように真っ直ぐな、勇気づけられる言葉が並んでいます。
種類によって異なる石言葉もあり、スペサルティンガーネットの石言葉は、秘めた情熱。ロシアの貴族階級に特に好まれたグロッシュラーガーネットの石言葉は決断力、実行力、富と権力。絢爛なロシアの上流社会で煌めく姿が思い浮かびます。
また、ガーネットは結婚18周年に夫婦で贈り合うセレモニーストーンでもあります。お互いの愛と忠誠を認め合うのにぴったりの宝石でしょう。
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4. まとめ
同じ結晶構造を持ちながら、含有する成分によって豊かな特徴を持ち、それぞれに美しく輝くガーネット。ノアの方舟のカンテラ、またゲーテの贈った愛の結晶、そういう逸話を想いながらガーネットを身につけていると、気分が変わる気がしてきませんか?
是非、自分にぴったりの一石を見つけてくださいね。
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この記事を書いた人

佐伯
TOP STOneRY / 編集部ライター
トップストーン編集部がお届けする「トップストーリー」メディアでは、古くから愛されている誕生石の歴史やエピソード、最新のレアストーンの特徴、宝石の楽しみ方をわかりやすく解説しています。「天然石の魅力をもっと多くの方に知ってもらいたい」という想いで、個性溢れるライターが情報発信しています。