2024/12/19

魅惑のニュアンスカラー / モンタナサファイアの神秘の世界

サファイアといえばカシミール産のコーンフラワーブルーである、と信じている人にとって、モンタナサファイアは物足りないサファイアに感じるかもしれません。しかし、宝石の美しさは伝統に付与されるものでしょうか?

往来のネイビーブルーとはひと味違う、新たなサファイアの魅力、モンタナサファイアについて解説します。


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1.宝石・ルースとしてのモンタナサファイア

モンタナサファイアとは、北米のモンタナ州の二次鉱床で採掘されるサファイア全般を指します。
モンタナサファイアの、貴石としての美しさについて解説します。

■モンタナサファイアとは

サファイアといえばミャンマーかスリランカで、あまりアメリカからサファイアが産出されているイメージはありませんよね。アメリカの中で唯一、サファイアを目的として採掘が行われている土地がモンタナ州です。このモンタナ州で産出されるサファイア全般を、モンタナサファイアと呼びます
モンタナサファイアは、伝統的なサファイアとは一風変わった特徴を持ちます。

そのカラーは紫味を帯びるコーンフラワーブルーとは逆。一般的にイメージされるサファイアが深い海の底を感じさせるブルーならば、モンタナサファイアはその水面にきらめくブルー。グリーン味やイエロー味を感じる複雑なブルーを呈します。その光射す深海のような揺らめきから、マーメイドサファイアと呼ばれることもあります。

グリーンブルーからブルーグリーンのサファイアも多く産出し、グリーン味の強いモンタナサファイアは、山の国の意味を持つ「モンタナ」の自然を感じさせます。そんなモンタナサファイアをグリーンカラーを象徴する孔雀の羽根になぞらえてピーコックサファイアと呼ぶことも。

勿論ブルーグリーンの他にも、イエロー、オレンジ、バイオレットなど多彩なカラーサファイアが産出しています。希少ですが、モンタナルビーの産出もあったようです。ややピンクがかってはいるものの、発色の美しいルビーです。

原石は淡色、グレイッシュな傾向があり、通常は加熱処理が行われます

それにしても、マーメイドサファイアは、モンタナサファイアの見た目を説明するのにぴったりのネーミングではないでしょうか。というのも、モンタナサファイアの魅力は、何色、と一言では言い難いニュアンスカラーにあるからです。

伝統的なブルーとは違うモンタナサファイア、今までとは一線を画す美しさを人々に知らしめています。

■最高品質のモンタナサファイアとは

どの宝石にも言えることですが、発色が良く、クラリティ(透明度)が高く、カットが美しい、大粒の石が最高品質といえます。

しかしモンタナサファイアは、評価の難しい貴石ともいえます。ブルーサファイアは一般的に、コーンフラワーブルー、王者の風格をもつロイヤルブルーと呼ばれる、鮮やかなネイビーブルーが最高品質です。また、その色が一定で色むらがないことも重要です。

しかしモンタナサファイアは前述の通り、それとは趣を異にしています。色むらがある方が好まれる傾向があり、グリーンブルーからブルーグリーンなど曖昧なカラーの石が多くあり、この一定ではないカラーこそが人々を魅了しています。

ニュアンスカラーはブルー系だけではなく、イエローとオレンジ、バイオレットとピンクといった近しい色彩が一つの石に閉じ込められ、見るたびにその表情が変わります
淡色、グレイッシュなモンタナサファイアも多く好まれているのがモンタナサファイアの面白いところでしょう。

そんなモンタナサファイアでも、発色の良さは見逃せません。何色であっても、明瞭にその色とわかる彩度のある石を選びたいです。

またクラリティも重要です。他のサファイアと同じように、シルクインクルージョンや針状インクルージョン、また雲母など他の鉱物を内包することがあります。インクルージョンは産地鑑別の上でも重要で、石には必ずあるものですが、色や見た目を阻害するインクルージョンはやはり欠点になります。

モンタナサファイアの中でも一部地域のサファイアにはガーネットがインクルージョンとして内包されることがあります。肉眼でガーネットと判るほどの内包物にはなりませんが、ちょっとお得な気がしませんか?

最高品質のサファイアなら大きければ大きいほど嬉しいもの。しかしモンタナサファイアは通常は小粒での産出です。しかし大きな結晶ができないわけではなく、10ctを超える原石は勿論、50ctを超える原石も見つかっています。

この原石には、しばしばユニークなファンシーカットが施されます。新しいカラーであるモンタナサファイアは、クリエイターを刺激するのかもしれません。まさに新世代のサファイアではないでしょうか。

勿論、伝統的なオーバルやラウンドファセットにカットされることも多々あります。特にパーティカラーのサファイアは、石の個性を見ながらのカットになります。

■モンタナサファイアの魅力

    特筆すべきモンタナサファイアの特徴として、ニュアンスカラー色だまりがあります。
    このニュアンスカラーはパーティカラー、バイカラーと同じ現象ですが、明瞭に境界がわかるほど色が違うものは稀です。

    ブルーとグリーンが複雑に一つの石の中で揺れる様は、光の射す水底を掬い取ったよう。一つ一つ表情の違うモンタナのカラーサファイアは、朝日のようであったり、夕暮れのようであったり、見る時と場所によって見る度に新しい美しさを教えてくれる筈です。

    勿論、グリーンとブラウンやブルーの中にピンクなど明確に色が違うバイカラー、パーティカラーのモンタナサファイアもあります。それでもウォーターメロントルマリンのようにぱきっと分かれることはあまりありませんが、布を染めたような、水にインクを落としたような自然の妙は、二つとない特別な石の表情を描き出します。

    インクが底に溜まったような色だまりもモンタナサファイアの魅力でしょう。サファイア全般に色だまりは生じ得るのですが、通常は欠点に思われがちです。一部分だけが濃く、角度によっては薄い色に見えるサファイア、というのはあまり歓迎されません。

    モンタナサファイアも、石を正面から見た時に最も美しく色が広がって見えるようカットされます。しかし、ニュアンスカラーと相まって、石という硬く不変の物質でありながら、揺れ動く美しさを感じられます。その美しさはテレビでも取り上げられ、一時話題になりました。

    この魅力は是非、一度実際に見て欲しい神秘さ。手にとって、自分の一石を探したくなります。

    ■珍しいモンタナサファイアの特徴

    モンタナサファイアの中には、わずかながらスターサファイアもあります。あまり明瞭なスターは出現し辛いのですが、スターサファイアは非加熱の証明でもあります。

    色の揺れるモンタナサファイアに、更に光で揺れ動くスターが見られたら最高ですよね。
    光で揺れるといえば、カラーチェンジ効果をもつものもあります。白熱灯下でピンク~オレンジ、自然光下でグリーンやヴァイオレットカラーになりますが、その変化は弱いものから中程度と、アレキサンドライトほどにははっきりとはしていないようです。しかしその不明瞭さも、モンタナサファイアらしいのではないでしょうか。

    中程度のカラーチェンジであれば、十分に光源の違いで色が変わることを楽しめる筈です。

    ■モンタナサファイアの名前の由来と歴史

    モンタナサファイアの名前は、説明するまでもなく産出地からつけられています
    元々、モンタナの鉱床で期待されていたのはゴールドでした。折しも時は1862年、アメリカで最大級のゴールドラッシュが始まってから15年ほど後です。モンタナ州(当時は準州)でもゴールドが見つかり、金脈探し、ゴールドラッシュが始まりました。熱狂冷めやらぬ鉱夫たちに、淡い色の原石たちが邪魔者扱いされていたことは想像に難くありません。

    1865年に初めてミズーリ・リバーでサファイアが発見されますが、色は淡く、宝石には適さないと見過ごされます。

    1800年代、19世紀はヨーロッパ各国で産業革命が盛んになっていた時代。アメリカも1830年代から産業革命が始まり、南北戦争で遅れをとるものの、1860年代から本格的に産業革命に突入していきます。その時代、大量に発見されたモンタナサファイアは当然、宝飾品としてではなく工業製品に使われていきました。

    工業用の採掘は合成コランダムの作成法が確立されるまで続き、合成法が成ると、工業用としては高価で宝飾品としては今一つとされたモンタナサファイアの採掘は、一時停止の憂き目を見ることになります。

    その後、戦争のためにまた工業用として採掘されることはありましたが、本格的に採掘が再開したのは熱処理の技術が確立してからでした。熱処理によって、従来のような青いサファイアとして販売されるようになったモンタナサファイア。それがニュアンスカラーを魅力として、モンタナサファイア本来の美しさを再発見されたのはごく近年。新世代サファイアとして、今後益々人気が高まる事を期待しています。

    ■モンタナサファイアの産地

    モンタナ州のサファイアの総称としてのモンタナサファイア。当然、産地は北アメリカのモンタナ州のみです。鉱床による価値の違いはありませんが、採掘量や細かいインクルージョンなどには変化があります。
    幾つか著名な鉱山をご紹介します。

    ミズーリ・リバー

    1862年に金の鉱床が発見されて以来、サファイアも同時に採掘されていた歴史の古い採掘地です。しかし、貴石としてのサファイアとしては、長らく不遇の扱いを受けることになった地でもありました。
    前述の通り、モンタナサファイアは当初、工業用品として採掘されていました。1867年に、宝石の鑑定を求めてティファニー社や関係部署にサファイアが送られ、見事なサファイアであると認定されたもののあまり注目されなかったのも前述の通りです。

    その後、ゴールド目当ての傍らでサファイアの採掘も続けられ、1890年頃に貴石としての流通も目指しはじめます。1893年のシカゴ万国博覧会でこのミズーリ・リバーで採掘されたモンタナサファイアが紹介され、一躍注目を集めるかと思われました。しかし同年、1893恐慌と呼ばれる経済恐慌が起こり、アメリカ全土が宝石どころではなくなります。更に1895年にはヨゴ産のコーンフラワーブルーのサファイアが人気を集め、モンタナサファイアは僅かな日の目しか見ることができませんでした。

    1911年ハウザー・ダムが作られ、モンタナサファイアの産出のあった砂利州も幾つか水没しています。今もハウザー湖の底には、美しいモンタナサファイアが沈んでいるかもしれません。
    現在は浚渫船を用いて採掘されています。

    ロック・クリーク

    1892年に発見されたとされるロック・クリークのモンタナサファイア。ゴールドを探していた鉱夫が発見し、幼い孫に渡して遊ばせていたそうです。贅沢なおもちゃですね。今までに見つかっていた鉱床よりもサファイアの産出が多く、早くからサファイアを目当てとした採掘が行われてきました。

    モンタナサファイアを巡る人々の熱意は前述の通りで、1940年頃、貴石としてのサファイアを販売しようとするものの、この時はまだ失敗に終わっています。その後も鉱山の所有者を転々としながらロック・クリークでは採掘が続けられました。

    転機は1970年代。ギウダと呼ばれる淡色のサファイアを青くする加熱処理の技法が確立しました。この方法をモンタナサファイアに適用したところ、美しい色が得られることがわかったのです。

    ここから現在に至るまで、モンタナサファイアは徐々にその魅力を世間に知らしめることとなりました。産出量はこのロック・クリークが最も多く、その美しさは今新たに再発見されようとしています。

    ドライ・コットンウッド・クリーク

    ドライ・コットンウッド・クリークでの採掘が始まったのは1889年。ロック・クリークより先に採掘が始まっています。その採掘法のユニークなところは、はじめから浚渫船を使用していたことでしょうか。河川の底をさらって、そこからゴールドとサファイアを採掘していました。

    しかしドライ・コットンウッド・クリークは他の地に比べ、ゴールドもサファイアも少なかったようです。ゴールドは少なく、宝飾品として販売できないサファイアの需要が見込めず、採掘事業は始まっては止まり、採掘場の権利は売られては買われと、中々安定しなかったようです。

    1990年代に入って採掘が大規模に再開し、熱処理の確立によって一時は年間40万ctものサファイアが採掘されたこともありました。しかし、1998年に採掘中止。自然保護のため埋め立てられ、現在は採掘は行われていません。ドライ・コットンウッド・クリークの特徴として、熱処理への感応が高く、多彩なイエローやオレンジが生み出されています

    ■もう一つのモンタナサファイア

    前述の3つの鉱床の他に、モンタナには重要なサファイアの鉱床があります。それがヨゴ鉱床。大きな特徴として、ニュアンスカラーではなく、鮮やかなブルーからバイオレット、赤味を帯びる美しいブルーサファイアが産出します

    伝統的な美しいサファイアのブルーと、その色が均一で、カラーゾーニングがないことも大きな特徴です。原石は小さく平らで、大きなファセットストーンは滅多にありません。19ctが今までに見つかった最大の原石で、8.5ctのファセットストーンに研磨されました。

    面白い特徴といえば、シルクインクルージョンがないことです。通常ルビーやサファイアにはシルクインクルージョンがあり、それを観察することで加熱か非加熱かの判断する要素にもなります。また、スター効果を作り出すのがこのシルクインクルージョンです。

    このヨゴ産のモンタナサファイアは、あの宝石学者G・クンツ博士に見出され、ティファニー社の知るところとなりました。モンタナサファイアを市場に知らしめた契機ともなったのです。しかし、他の鉱山のモンタナサファイアとヨゴ産モンタナサファイアは宝石学的には異なる部分が多く、他の鉱床が二次鉱床であるのに対して、ヨゴのみが一次鉱床でもあります。

    ニュアンスカラーの美しいモンタナサファイアの中で唯一、伝統的な美しさを貫くヨゴ産のサファイア。現在は閉山していることもあり、幻のサファイアとも呼ばれています。市場ではモンタナサファイアとして扱われることも、独立してヨゴ産サファイアとして扱われることもあります。どちらもそれぞれ美しさを放っています。

    2.鉱物・原石としてのモンタナサファイア

    新世代のサファイアともいえるモンタナサファイア。鉱物的にも他のサファイアとは少し異なる特徴を持っているかもしれません。鉱物としてのモンタナサファイアについて解説します。

    ■組成と宝石学的特徴

    モンタナサファイアは商標名で、鑑別書には鉱物名:コランダム、宝石名サファイア、カラーサファイア等の記載になります。モンタナサファイアであることは、産地鑑別で証明できますモンタナサファイアは基本的な組成や結晶系、屈折率などは他のサファイアと同じです。モンタナサファイアらしいニュアンスカラーや絶妙な色合いを作り出しているのは、微量に含まれる元素のためです。

    モンタナサファイアの外観が従来のサファイアとはひと味違うことは前述しましたが、宝石学的にも旧来のサファイアとは特徴を異にしています。

    例えばカシミール産のサファイアと比較すると、モンタナサファイアの方が鉄含有量が高い傾向にあります。これは変成岩から産出されるサファイアとは違い、火成岩を母岩とするサファイアの特徴です。
    では火成岩である玄武岩を母岩とするオーストラリア産のサファイアと比較すると、鉄は同様に多く含むものの、玄武岩を母岩とするサファイアに多く含まれるガリウムは、モンタナサファイアにはあまり含まれていません

    矛盾するモンタナサファイア中の元素ですが、インクルージョンや内包する結晶から火成岩が母岩であることが判っています。

    ところがそのインクルージョンに注目すると、また不思議なことが起きます。モンタナサファイアによく見られる二相インクルージョン(液体や個体、気体が二相になって内包されているもの)を同定すると、とりわけSiO2が豊富でした。もしこの内包物だけを再度結晶化できるとしたら、石英として析出することになります。

    本来、コランダムと石英は共生しません。コランダム(Al2O3)と石英(SiO2)が共生しようとする状態は不安定で、安定を求めてアンダリュサイトやカイヤナイト(Al2SiO5)となって成長するからです。
    しかしモンタナサファイアでは、その不思議な現象が実際に起こっているのです。深堀りすればするほど地質学の不思議に触れるモンタナサファイア。ニュアンスを持つのは見た目だけではなく、その生成過程にもいまだ多くの曖昧さを残しています。

    英名 Montana Sapphire/モンタナサファイア
    和名 -
    成分 Al2O3
    結晶系 六方晶系
    モース硬度 9.0
    屈折率 1.76-1.78
    劈開 なし
    ブルー、ブルーグリーン、グリーンブルー、イエロー、ピンクなど
    主な産地 アメリカ(モンタナ州)

    ■原石の形状

    サファイア原石

    【イエローサファイアの原石:Wikipedia掲載】
    By CRPeters - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10845112

    モンタナサファイアは二次鉱床で採掘されています。川の流れや風化に耐える二次鉱床は、多くの原石が丸みを帯びます。モンタナサファイアも同様、本来は六角柱の結晶ですが、丸みを帯びた原石となって姿を表すことになります。

    ミズーリ・リバーの原石は細長い六角柱に、ドライ・コットンウッド・クリークは平たく六角形の結晶になることが多いです。ロック・クリークは結晶系は六角柱ですが、他の産地に比べて角のとれた見た目になります。これは二次鉱床特有の風化のためだけではなく、結晶する際に何らかの作用で表面がエッチングされる為に起こることも多いようです。

    近い地域でありながら、原石の形状も異なるのは面白いですよね。そこに注目してコレクションするのも、ジェモロジストらしい楽しみ方でしょう。

    3. モンタナサファイアをより楽しむために

    宝石のその他の楽しみ方として、誕生石や石言葉、加工品の使用例などをご紹介します。

    ■誕生石・石言葉

    サファイアは9月の誕生石です。モンタナサファイアも勿論、9月の誕生石です。その石言葉は、サファイアと同様「慈愛」「誠実」と言われているようです。

    サファイア自体は古代から人類に愛されてきた貴石で、イギリス王室とも関わりがあり、結婚45周年にはサファイア婚と贈り物としても相応しい宝石です。勿論、モンタナサファイアも同様に、大切な人に贈るのに相応しい石でしょう。

    ニュアンスカラーが魅力のモンタナサファイアは、カジュアルな場面にもシリアスな場面にも相応しく持ち主を彩ってくれるはずです。モンタナサファイアの持つ歴史と、複雑なカラーは、持ち主に新しい道を選ばせてくれる一助になる、そんな風にも感じさせてくれる貴石ですね。

    ■その他の楽しみ方

    モンタナサファイアはやはり、ビーズや加工品にするよりジュエリーとして身につけることが多いでしょう。ラウンドブリリアントカットなど従来のカットはもちろんありますが、新しいカットも多く、個性的なデザインのジュエリーに仕立てられることも多く感じます。

    また面白い楽しみ方としては、宝石採取ではないでしょうか。イベントなどで子供向けの宝石、パワーストーン探しの出店がありますよね。あのイメージで、モンタナサファイアを現地で採取できます。砂利の中からモンタナサファイアを採取するだけではなく、加熱処理からカッティングまで施してくれるサービスがあるようです。

    ロッククリークの鉱床はジェムマウンテンとも呼ばれており、観光にも力が入っています。日本からではハードルが高いところはありますが、手ずから発見したモンタナサファイアには、お金に変えられない価値がつくかもしれません。


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    4. まとめ

    いかがだったでしょうか。
    伝統的な色に拘らず、その石そのものの美しさに名前がついて市場に広がるのは嬉しい話です。新生代に芽吹き、この新世代に輝きを放つモンタナサファイア、一つ一つ違うその輝きを是非手にとって頂きたいです。


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    この記事を書いた人

    佐伯

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