2025/7/24

蛍光する新種鉱物・北海道石とは|発見の物語、希少性、北海道オパールとの違いまで徹底解説

まだ記憶に新しい2023年5月、「北海道で新鉱物が見つかった」とのニュースが鉱物界を駆け巡りました。発表された画像には、オパールの層が紫外線ライトによって鮮やかなネオングリーンに輝く様子が――。「これはいったい何だ!?」と、胸を高鳴らせたコレクターの方も多かったのではないでしょうか。

この新鉱物「北海道石」は、以前から"さまざまな蛍光色を見せるオパール"として知られていた北海道のオパール層から発見されました。

今回は、コレクターの間でじわじわと注目を集めている北海道石と北海道オパールに注目します。魅力や発見のスト-リー、産地情報、鉱物学的解説など、盛りだくさんの内容です。ぜひ最後までお楽しみください。


▶ TOP STONE で販売中の北海道石/北海道オパール



【はじめに】北海道石/北海道オパールとは

北海道石(ほっかいどうせき)は、2023年1月に北海道で発見された新種鉱物です。新種発見というだけでも話題性抜群なのに、長年の謎も解明されたとあって、鉱物界や宝石界で大変な話題となりました。

さて、長い間、北海道からは「 を持たないが蛍光するオパール」が産出することが知られていました。このオパールは「北海道オパール」と呼ばれます。カラフルな蛍光性から、根強いファンがいる石です。

発見された北海道石は北海道オパールに含まれており、紫外線ライトを当てるとネオングリーンに蛍光します。この蛍光こそが、北海道石の特徴であり、魅力です。

北海道石は、北海道オパールに含まれる石の層だと考えてください。北海道石を単独で取り出すことはとても難しく、通常は北海道オパールの一部となっています。

※TOP STONE では、北海道石を含む北海道オパールを「北海道石(北海道オパール)」、北海道石特有の蛍光が見られない石を「北海道オパール」としています。

1.宝石・ルースとしての北海道石/北海道オパール

はじめに、ルースになった北海道石/北海道オパールの魅力や個性を紹介します。他の石には見られない、北海道石/北海道オパールならではの美しさに、足を踏み入れていきましょう。

■高品質な北海道石/北海道オパールとは

北海道石は天然記念物であり、採取が規制されています。許可のない産出地への立ち入りはできず、必然的に流通量もきわめて少量です。
ルースでも鉱物標本でも、北海道石/北海道オパールであるという時点で、非常に価値があると考えてください。

それを踏まえた上で、とりわけ優れた北海道石/北海道オパールの条件は、以下の3つのポイントです。


・カラット数が大きい

・蛍光の出方が美しい

・全体のバランスが良い


ルースに加工した場合、2〜3カラットに仕上げられるものが多いようです。カットはカボションカット、つるんとした表面に不規則な層状の模様が見られます。
この層は、オパールをつくるさまざまな成分によって、2つと同じ模様にはなりません。シャトヤンシーのように直線的な模様もあれば、ゆるやかなウェーブを描くもの、ランダムなまだら模様になるものなど、さまざまです。

ちなみに、北海道石を含んだオパールは、密度の高い層になっているものがほとんどありません。「スカスカ」と表現したくなるような、脆さのある層でできています。そもそも加工が難しいことも、北海道石のルースが希少な要因です。
ルースにこだわるあまり、北海道石の部分を研磨されてしまっても、それはそれでもったいない話ですね。希少である事実は、受け入れざるを得ないようです。

蛍光の出方も品質基準に影響します。北海道石であることを示すネオングリーンの蛍光が美しく見える石は、とくに評価が高まります。また、全体的にバランスよく蛍光していたり、発色が美しいものも人気があります。

■北海道石/北海道オパールの特徴

    蛍光する宝石は数多く存在します。フローライト(蛍石)やスピネルアウイナイトクンツァイトオーソクレース…すぐにいくつも思い浮かぶという方も少なくないはずです。

    オパールの中にも蛍光する種類が存在します。「ハイアライトオパール」と呼ばれる種類です。ウラン(U)によって蛍光するオパールで、オパールコレクターだけでなく蛍光鉱物コレクターからも人気を集めています。

    さて、宝石に見られる蛍光は、通常ひとつの色に限定されます。ひとつのルースが複数の蛍光色を放つことは、基本的にはありません。
    ところが、北海道オパールはその常識をくつがえします。なんと、ひとつのルースが複数の蛍光色を示すのです。北海道石はネオン感の強いグリーンの光を見せ、北海道オパールはまるで七色。オレンジや青色、水色、黄色、青緑色など、実に多彩です。
    カラフルな蛍光を示すことこそが、北海道オパール最大の個性です。

    そしてこのカラフルな蛍光性こそが"長年の謎"でした。ハイアライトオパールのように、ウランによって単色の蛍光を見せるわけでもないが、オパールではある…そんな不思議な鉱物として「特別な北海道のオパール」とされてきた歴史があります。北海道石の発見で、この長年の謎も解明に至っています。

    自然光の下で見る、カボションカットの北海道石/北海道オパールのルースは、一見すると「地味な石」「やや印象に欠けるかも」と感じられるかもしれません。自然光でも華やかな遊色効果を見せるプレシャスオパールと比べると、同じオパールとは思えない…そう感じる方も少なくないでしょう。

    ところが、紫外線ライトを当てると、表情が一変。目を奪われるような鮮やかなネオンカラーが、突如として姿を現します。

    普段は控えめでも、ここぞという場面で驚くような魅力を放つ──まるで「人知れず実力を秘めた人物」のような存在。それが、北海道石/北海道オパールです。

    ☑ 豆知識:鉱物が蛍光するメカニズム
    そもそも、鉱物はなぜ、どのような理屈で蛍光するのでしょうか。

    蛍光性を持つ物質に紫外線ライトを当てると、一時的に物質がエネルギーを蓄え、エネルギー的に高い位置に移動します。やがて、この物質は元の位置に戻ろうとしますが、この時に先程蓄えたエネルギーを、熱や光の形で放出します。

    物質がもとの位置に戻るときに放出する光が、蛍光性として私たちの目に映るのですね。

    ちなみに、蛍光物質は、高い位置に移動しても、紫外線の照射が止まるとすぐに、元の位置に戻ろうとします。だから蛍光は持続しません

    一方で、紫外線ライト照射を止めても、しばらくの間発光を続ける物質もあります。ハックマナイトが代表例ですね。「燐光(りんこう)」と呼ばれる性質です。燐光は、物質が高い位置から降りる際に、中間地点のような場所でいったん休憩するのだそうです。元の位置に戻るまでに時間がかかるため、発光が続くというわけです。

    ■北海道石/北海道オパールの産地

    北海道石/北海道オパールの産地は、その名のとおり、日本の北海道です。

    北海道石が最初に調査されたのは、上川郡愛別町(あいべつちょう)。愛別町までは新千歳空港から車で4時間、そこからさらに山間を進んだところが調査地でした。

    光る北海道石が見つかった河東郡鹿追町(しかおいちょう)は、愛別町から大雪山をはさんで反対側に位置します。標高800メートルと、北海道で最も高地にある湖・然別湖で知られるこの地域は、約6万年前から1万年前にかけて火山活動が盛んだったと考えられています。

    現在、北海道石の模式産地(タイプローカリティ)とされているのは、北海道石の発見に直接繋がった鹿追町で、愛別町は副模式産地と位置づけられています。

    「国内なら現地で北海道石をストーンハンティングしてみたい」と考える方もいるかもしれません。ですが、2023年9月に「然別火山群のオパール地」として"町の指定文化財(天然記念物)"に登録され、無許可での採取はもちろん、立ち入りも固く禁じられています

    そのため、個人や観光目的で採取が許可されるケースは基本的になく、一般の採取は原則禁止とされています。実物を見てみたい場合は、「とかち鹿追ジオパーク ビジターセンター」にて展示されています。北海道旅行の際は、ぜひ足を運んで、その独特な蛍光の魅力を間近で体感してみてください。

    とかち鹿追ジオパーク公式サイト(外部リンクが開きます)

    ⚠ <注意>違法採取・盗掘された北海道石が出回っている?!
    北海道石は天然記念物に指定され、許可のない採取は禁止されています。本来なら、流通量はごく限られているはず。しかし、インターネットオークションや通販サイトでは、日常的に北海道石が出品されている事実があります。

    「違法採取や盗掘が横行しているのではないか」…とは保護地域を管轄する自治体の言葉です。

    北海道石は、古代の火山活動による幾多もの偶然が生み出した、自然の美です。産出場所が破壊されれば、二度ともとには戻せません。

    違法採取の片棒を担ぐことのないよう、北海道石は信頼できるショップ・専門店で探すようにしましょう。

    ちなみに…「北海道石という名前だから、北海道でしか採れない」と思うかもしれませんが、実は北海道以外でも見つかっています。大分県で採れた石に、ごく小さな粒の北海道石が混じっていた例があるそうです。

    ■北海道石/北海道オパール発見のストーリー

    北海道石発見の物語は、2022年にさかのぼります。北海道石を発見したチームの一員である田中陵二氏(東海大学理学部化学科客員教授)のもとに、「北海道愛別町で珍しい石が見つかった」との知らせが届いたのが始まりでした。

    詳しく調べると、その石は世界でもまだ数か所でしか見つかっていない「カルパチア石」の可能性があることがわかってきます。調査の結果、それは日本で初めて確認されたカルパチア石であることが判明しました。この時点ですでに、非常に大きな発見でした。カルパチア石は有機鉱物の一種で、紫外線ライトを当てると蛍光するという特徴を持っています。

    しかしこの調査の過程で、もうひとつ「正体不明の石」も発見されていました。カルパチア石でないとすれば、一体何なのか。田中氏のグループがさらに分析を進めたところ、その石こそが新種であることが明らかになったのです。こうして新たな鉱物として認められ、「北海道石」と名づけられました。

    北海道石をさらに詳しく調べようと、チームは最初の発見地である愛別町へと向かいました。しかし、残念ながら調査に適した大きさの鉱物は見つけられませんでした。

    そこでチームは、カルパチア石と同じく「蛍光する」性質に着目し、蛍光性の石が産出すると話題になっていた鹿追町へと調査の場を移します。大雪山の麓で数日にわたる探索を続けた結果、「蛍光する谷」とも呼べる場所を発見。そこでようやく、石に閉じ込められた北海道石を見つけ出すことに成功しました。

    --------------------

    田中陵二氏による、発見までのストーリーは、福音館書店より出版されている科学絵本(※)に詳しく紹介されています。

    小学校中学年以上を対象とした絵本ですが、読み応えがあり、大人も十分に楽しめます。この絵本では、「鉱物とは何か」を導入に、北海道石の特徴の1つである有機鉱物を解説し、その上で北海道石が発見されるまでのストーリーが、生き生きと描かれています。

    真っ暗な山の中に田中氏が一人残り、ドキドキしながら観察を続ける光景。満天の星空の下、田中氏を囲む石が、色とりどりに光り輝き始める瞬間を描いたページは、思わず息を飲む迫力です。
    絵本だけあって、写真や図解も豊富です。前述の北海道石が光る光景も、それは見事な美しい写真となって、ページに収められています。

    本書は書店での注文やネット通販で入手できます。北海道石が好きな方なら、手元に置いて損はない1冊。ぜひ、探してみてください。

    (※)参照:外部リンクが開きます
    『光る石 北海道石 新鉱物Hokkaidoiteはっけん記』たくさんのふしぎ|2024年8月号

    2. 鉱物・原石としての北海道石/北海道オパール

    Wikipedia掲載画像:北海道石/栃木県立博物館所蔵品(撮影許可エリア内展示品)
    Miyuki Meinaka - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=144677313による

    次に、北海道石/北海道オパールを、鉱物や原石としての視点から見ていきます。

    ■組成について

    北海道石の組成情報は、以下のとおりです。

    英名 Hokkaidoite(ホッカイドウアイト)
    和名 北海道石(ほっかいどうせき)
    成分 C22H12
    結晶系 単斜晶系
    硬度
    屈折率
    劈開
    淡黄色
    産地 北海道河東郡鹿追町、上川郡愛別町

    ■北海道石の原石

    北海道石の原石は、大雪山の麓にあります。深い森の中を進み、沢を登った先の河床や周辺の崖に、まるで「普通の岩」のように存在します。紫外線ライトを当てなければ、北海道石だと気づかないかもしれません。

    2023年10月に鹿追町が公開した産地は、高さ約2メートル、幅約5メートルの崖だったそうです。また、幅3メートル、長さ10メートル以上に渡る巨大なオパール質の河床も見られました。

    大きな岩に成分が層状に堆積したオパール質部分があり、この中に北海道石が含まれます。北海道石はさまざまな大きさの脈状になって入り込んでおり、北海道石だけを取り出すことはできません。周囲のオパール質とともに採取されます。

    --------------------

    2023年1月22日の十勝毎日新聞社の記事では、産地公開時の写真も掲載されています。
    美しいオパール層の姿が垣間見ることができます、ぜひ参照のリンク先も合わせてご覧ください。

    ■カルパチア石とは

    Wikipedia掲載画像:Rob Lavinsky, iRocks.com – CC-BY-SA-3.0, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10168662による

    北海道石発見のきっかけとなったカルパチア石は、1955年にウクライナのトランスカルパチア山脈で発見されました。有機鉱物(炭素を含む鉱物)で、紫外線ライトで強く蛍光します。

    コロネン

    Wikipedia掲載画像

    このカルパチア石の成分の1つに、コロネンという物質があります。コロネンは炭素(C)と水素(H)から成る分子で、炭素原子24個と水素原子12個が六角形7個をつくっています。
    宇宙にも存在しており、土星の衛星「タイタン」でもコロネンが確認されています。蛍光する性質を利用し、ハッブル宇宙望遠鏡の紫外線撮影用のCCDに発光体として採用されたこともあります。

    ■コロネンと北海道石

    北海道で見つかった「カルパチア石と考えられる石」が、本当にカルパチア石なのかを確かめるための調査では、カルパチア石の特徴的な成分であるコロネンが手がかりとなりました。「カルパチア石と考えられる石」の成分と、すでに判明しているコロネンのデータを比較しようとしたのです。

    高速液体クロマトグラフィーによる1回目の分析結果では、「コロネンではない」と判定されました。しかし2回目の分析で「コロネンである」と示され、「カルパチア石と考えられる石」はカルパチア石であると確定したのです。

    さて、問題は1回目の調査で示された「コロネンではない」という結果です。では、それは一体何だったのでしょうか。

    この「よくわからない石」を単結晶X線結晶構造解析で調べたところ、コロネンと似ているが、わずかに異なる分子構造が確認されました。

    前述のとおり、コロネンは炭素原子24個と水素原子12個からなり、七つの六角形を構成しています。一方、「コロネンではない」とされた物質は、炭素原子が2個少なく、炭素原子22個と水素原子12個。これはベンゾペリレン(多環芳香族炭化水素)と呼ばれる物質で、これまで自然界では結晶状態で発見された例がないものでした。

    またもや、大発見です。

    ベンゾペリレンからなる未知の鉱物──これこそが、北海道石です。

    ■なぜ北海道のオパールは蛍光する?

    冒頭で、北海道には「遊色効果を持たないが、蛍光するオパール」があると紹介しました。
    オパールは、実に不思議な鉱物です。遊色効果だけでも神秘的なのに、さらに色彩豊かに蛍光するタイプまで存在するとは驚きです。

    それにしても、なぜ北海道のオパールはさまざまな色で蛍光するのでしょうか?
    その理由は、この地域に湧く温泉にありました。

    火山活動によって生まれた温泉には、多種多様な成分が含まれています。その中には、古代生物の化石や遺骸から溶け出した有機物も含まれていると考えられます。
    こうしたさまざまな成分は、それぞれの性質に応じて順番に結晶化していきます。まずは水に溶けにくいものから、次にやや溶けにくいもの、その次に……といった具合です。

    異なる物質が順に結晶化し、層状に積み重なることで、大きなオパールが形成されていきます。この時、蛍光性を持つ鉱物(カルパチア石や北海道石など)も、その層の中に取り込まれていきます。
    こうして、層ごとに異なる蛍光を放つ、北海道ならではの蛍光オパールが誕生したのです。

    ■もう一つの特徴「有機鉱物」とは

    北海道石の最大の特徴は、その蛍光性です。
    そしてもうひとつ、見逃せない重要な特徴があります。それは、有機鉱物であることです。

    現在知られている鉱物は、5,000種とも6,000種ともいわれていますが、そのうち99%以上は炭素を含まない無機鉱物です。
    一方、炭素を含む有機鉱物は、わずか約40種ほどしか存在しません。北海道石は、そんなきわめて稀少な有機鉱物のひとつなのです。

    さらに、有機鉱物の中でも炭素と水素だけで構成されるものは、世界でたった10種類ほどしか知られていません。
    北海道石は、鉱物学的にも非常に珍しい存在であり、学術的な面からも高い注目を集めています。

    3. 北海道石/北海道オパールをより楽しむために

    北海道石/北海道オパールは、大変希少で入手が難しい鉱物です。それでも、その美しさに憧れる気持ちは、誰もが同じでしょう。
    最後に、魅力あふれる北海道石・北海道オパールの、さまざまな楽しみ方をご紹介します。

    ■誕生石・石言葉

    北海道石は発見されて間もないため、誕生石としての指定や、定まった石言葉はまだありません。
     一方、オパールは10月の誕生石として知られており、「純真無垢」「幸運」「忍耐」「歓喜」「希望」など、多くの石言葉を持っています。

    また、10月の誕生石としてオパールと並ぶのがトルマリン(電気石)です。
    バイカラートルマリンやパーティカラートルマリンといった名前からもわかる通り、非常に色彩豊かな宝石です。

    オパールの遊色効果蛍光性、トルマリンの多彩な色合いは、10月の鮮やかな紅葉ともよく調和します。
    華やかな印象を高めたい時に、ぴったりの宝石たちです。

    ■北海道石/北海道オパールの加工について

    北海道石/北海道オパールは非常に希少であるため、基本的にはコレクション向けの鉱物といえます。 特に北海道石は新鉱物であり、学術的価値も高いため、観賞用としての保管がおすすめです。

    オパールはジュエリー用の加工も可能です。
    硬度は5.5~6.5とやや低めであるため、取り扱いには注意が必要ですが、劈開性がないためアクセサリーには比較的向いています。


    天然石・レアストーン・誕生石ならトップストーン

    トップストーンは、国内最大級の天然石輸入卸問屋「株式会社ウイロー」が運営するルース専門の通販サイトです。世界中から買い付けたレアストーン、誕生石を販売しております。パライバトルマリン、タンザナイト、サファイアなどの宝石、ルースなど。豊富な品揃えから、天然石やパワーストーン、カラーストーンをお選び頂けます。

    適正な販売価格を提示

    天然石の市場価格は、決して安定しているとは言えません。常に変動する相場の中、トップストーンでは、最新の天然石の相場・平均価格を熟知しております。世界情勢や市場の動向をいち早くキャッチアップし、適切な価格を提示しておりますので、安心してご購入いただけます。

    取り扱い種類が豊富

    株式会社ウイローでは、40,000点以上の石を、鉱物・原石から宝石、ルースまで取り扱っております。また、弊社独自の調査により、入手難易度レベルを作成。入手困難な希少な天然石もトップストーンならば仕入れ可能です。

    第3者鑑別機関のチェック済み

    弊社で扱っている宝石、ルース(天然石)の数々は、商品名には流通名または宝石名を記載して販売しております。中立の立場である第3者鑑別機関に鑑別しているため、安心してご購入いただけます。

    ※TOPSTONEでは、鑑別・ソーティングを概ねA.G.L加盟の鑑別機関にお願いしております

    ▼鑑別・ソーティングについては以下ページにて詳細をご確認いただけます

    https://www.topstone.jp/help/faq


      4. まとめ

      北海道石は、2023年に北海道オパールの層から発見された新種の鉱物です。 ネオングリーンの蛍光が注目を集め、世界中の鉱物ファンから関心を寄せられています。

      現在、産地一帯は「然別火山群のオパール産地」として町の指定文化財に登録されており、許可のない立ち入り・採取は禁止されています。
      学術的にも貴重で、今後の流通量の増加も見込まれないことから、北海道石/北海道オパールの希少性はさらに高まると考えられます。

      たとえ魅力的でも、違法採取された北海道石・北海道オパールを間違って購入しないようご注意ください。正しく採取され、適切に流通しているものを選ぶためにも、信頼できる販売店や専門店でお探しください。


      ▶ TOP STONE で販売中の北海道石/北海道オパール


      ▸ こんな記事も読まれています


      この記事を書いた人

      みゆな

      TOP STOneRY / 編集部ライター

      トップストーン編集部がお届けする「トップストーリー」メディアでは、古くから愛されている誕生石の歴史やエピソード、最新のレアストーンの特徴、宝石の楽しみ方をわかりやすく解説しています。「天然石の魅力をもっと多くの方に知ってもらいたい」という想いで、個性溢れるライターが情報発信しています。